尚、このコンテンツは、中島拓 氏が街頭演説で訴えた言葉を整理したものです。
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#市原市議会議員選挙 #市原市議選
#農業 #農家 #農地買収 #メガソーラー #農業を守る
https://small-things-make.com/nakajima-taku-itiharasi/2023/06/03/
「地元じゃない地方選挙でも何かできることはないか?」という想いから、当コンテンツをつくっています。
ただし、文章だけで実際の街頭演説は表現しきれるものではありませんし、文章に整理したために氏の真意とすこし違っているかもしれません。
また、非公式のためご本人の確認は得ていません。
尚、関係者の方からご意見があった場合には、速やかに修正・削除も含めて対応しますので、ご連絡いただければ幸いです。
「日本人として…」2011年東日本大震災で
私は今、市原市で農業の仕事をしている人間です。
子供の頃からこの市原市で育ち、国分寺台小学校・国分寺台中学校を卒業し、子どもの頃からこの市原市で育ててもらってきました。
20代の頃は株式会社ユニクロ。ユニクロ市原店で10年間過ごさせていただきました。
そして31歳から42歳、現在は農業の仕事をしています。
私が31歳の時、ユニクロから農業に転身した年、その年は2011年東日本大震災が起こった年でした。
あの年、私は震災後、災害ボランティアとして千葉県の旭市に行き、被災の状況、悲惨な状況を見てまいりました。
その後も東北各地を一人で太平洋岸を回ったり、福島県の被災された農家さんとも交流を行ってきました。
私にとっては2011年の東日本大震災、あの年は人生を大きく見つめ直すような、そういった年になりました。
「自分自身を変えなくてはいけない」、
「日本人として、日本の根幹にかかるようなそういった仕事に携わってみたい」
そういった想いを1年間抱えて悩み迷い、いろいろな方に話を聞いた上で、「農業の道に進みたい。市原市で農業を学びたい」そう思いました。
そして現在、この市原市で約11年ほど農業の仕事をさせていただいています。
農業・農家を置いてけぼりにしてしまっていないか?
私がなぜ参政党の市議会議員候補としてこの場に立っているのか?
10年間、市原市で農業を学ばせていただきました。
そんな中で一番感じていることは、市原市の農業、市原市の農家さんをどこか置いてきぼりしてしまっているのではないかという事です。
市原市の行政、市原市の市民、私たちも含めて、農家さんを置いてきぼりしてしまっている。
そういった状況なのではないかと強く感じました。
今、私たちと同じ市原市に住んで、私たちと同じ市原市の土地を踏み、私たちと同じ市原市の畑・田んぼを耕している農家さん。
そんな農家さんが作ってくださっているお米、私たちの土地を守ってくれている農家さんのお米、一体いくらで全国で取引されているか? 農協の買い取り価格をご存じでしょうか?
今、市原市の農家さんが作ったお米は約8000円です。
1俵60キロのお米が約8000円。
この金額は、日本の中でもワーストの安い金額なんです。
市原市のお米はとても安くなってしまっているんです。
市原市の農家仲間がたくさんいますけれども、皆さん自分で販路を探したり、精一杯頑張っています。
けれども、このような金額ではとてもじゃないけれども、市原市で農業をやっていられない。
本来であれば1俵60キロのお米は、1万円から1万5千円かかると言われてます。
それに対して8000円です。
市原市の農家さんは、お米を作れば作るほど赤字になってしまう。
そんな状況が2年も続いているんです。2年です。
農家さんも行政に訴えたり、農協に訴えたりしてますけども、2年目に上がった値段はたったの400円です。
「とてもじゃないけれども、トラクターの修理費、肥料代、稲代… そういったものを賄えない」
そう言ってやめられていった市原市の農家さんもたくさんいらっしゃいます。
千葉県の農地が信じられない規模で外国企業に買収され…
そしてもう一つ、市原市にはいろいろな農業課題がありますけれども、特に危惧している問題があります。
私が新規就農者で農業を始めて間もない頃、千葉県の農業研修の一環で、山武市というところに行きました。
そこの山武市の農業委員という方、農地を管理されている方から言われた言葉があります。
「今、千葉県は外国企業によって農地買収を受けているのです」
「それも日本人では考えられないくらい大量の規模の農地買収です」
「あなたたち日本の若い農業者がこれからしっかり頑張っていかないと、何十年か先、子どもたち孫たちの世代になった時に、千葉県の農地、千葉県の畑や田んぼは、もしかしたら外国企業のものばかりになってしまうかもしれません」
「今はまだ農業の法律で守られている部分もあるのですが、年々その法律も変えられていっています」
「どうか日本の若い農業者たち、頑張ってください」
そのようなお話を山武市でしていただきました。
あれからこの市原市、どうなっているでしょうか?
この市原市の畑や田んぼの上に、本来は法律で建てられなかったはずのソーラーパネルが広がっていっています。
私が農業をしている潤井戸という町では、メガソーラーと言われる広大な規模のソーラーパネルが広がっています。
皆さんもご存知かと思いますが、ソーラーパネルの日本でのシェアはほとんどが中国産で、中国企業が製造しています。
来月、電気代が値上がりすると言われていますが、私たちの電気代は一体どこの国のどこの企業に流れてしまうのでしょうか?
異業種から農業の道10年、私だから出来ることを
私は子供の頃からこの市原市で育ててもらってきました。
20代の頃から農業を始め、現在は42歳になりましたが、ずっとこの市原市に住み、農家さんにお世話になってきました。
私が思い浮かべる市原市の故郷の風景といえば、まず市原市の青々とした田んぼの風景を思い浮かべます。
今も田植えが進んで稲が植わって水が張られ、市原市全体に田んぼの青い風景が広がっています。
美しい市原市の田んぼの風景を、子どもたちや孫たちの世代まで私たちの世代がしっかり守り続けて伝えていきたい。
私はこの市原市で10年間、農業をゼロから学んできました。
いろんな農家さんに支えられて、農業技術を学び、市原市の農業を教えていただきました。
そういった農業者の一人として、この市原市になにか恩返しができないのか?
そういった農家さんの苦しんでいる状況を行政に訴えられないのか?
そして、何よりも市原市の皆さんに対して、そういった状況を伝えられないのか?
私はそういった想いで、ただの農業している一農家ですけれども、今回の選挙に立候補させていただきました。
農業を守ることは地域を守ることです。
農業を守ることは、地域の食と健康、地域の文化や地域の防災を守ることにつながっていきます。
私は市原市の農家さんから農業技術だけではなく、そういったことも学んでまいりました。
異業種から農業の道に進み10年間、いろいろな農家さんとコミュニケーションを取ってきた私だから出来ることがあるんではないか?
労働を通じて農家さんとコミュニケーションを取ってきた私だから出来ることがあるんではないか?
そういった想いで今回、この6月4日投票日の市原市議会議員選挙に臨ませていただいています。
参政党ファミリーの推薦図書:農業消滅 農政の失敗がまねく国家存亡の危機(鈴木宣弘)
序 章 飢餓は他人事ではない
第1章 2008年の教訓は生かされない
第2章 種を制するものは世界を制す
第3章 自由化と買い叩きにあう日本の農業
第4章 危ない食料は日本向け
第5章 安全保障の要としての国家戦略の欠如
終 章 日本の未来は守れるか
食べ物はお金さえあれば買える?
人口増加、戦争、燃料高騰、世界的な食料不足と価格高騰。
日本では燃料・肥料・農薬… 生産コスト増大、未来の見えない農業、後継者不在、農家高齢化の危機的状況。
明日食べるものにも困る国民、飢え苦しみ栄養失調で死んでいく子供たち…
食糧難はつい数十年前にあった現実。
これは杞憂なのか? 命を守るものは何か? 日本は本当に平和なのか?
農薬、食品添加物、遺伝子組み換え食品 世界一。
種子法廃止、種苗法改定に潜む不穏な意図。
気がついた時には取り返しがつかないかもしれない…
厳しい現実を、元農水官僚の著者が暴き、日本の未来を守るために論じる。
「農は国の大本なり」
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