尚、このコンテンツは、 氏が街頭演説で訴えた言葉を整理したものです。
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#刈谷市議会議員選挙 #刈谷市議選 #愛知県
https://small-things-make.com/morisimakousuke-kariyasi-2/2023/07/01/
「地元じゃない地方選挙でも何かできることはないか?」という想いから、当コンテンツをつくっています。
ただし、文章だけで実際の街頭演説は表現しきれるものではありませんし、文章に整理したために氏の真意とすこし違っているかもしれません。
また、非公式のためご本人の確認は得ていません。
尚、関係者の方からご意見があった場合には、速やかに修正・削除も含めて対応しますので、ご連絡いただければ幸いです。
学校は友達に会うためだけの場所?
2023年3月末まで県立高校の教員を12年間務めてまいりましたが、最近特に増えたと感じるのが不登校の生徒です。
不登校の生徒は、全国の小学校・中学校合わせて24万5000人、高校まで含めますと36万3000人。
数のインパクトに圧倒されるんですが、私が最も痛切に感じるのはその不登校の理由です。
友人関係の悪化という不登校の理由。
この中には、「学校なんて友達に会う以外に行く意味がない」というメッセージが隠されているのではないか?
これを真摯に受け止めなければならないと思います。
「学校なんて友達に会う以外に行く意味がない」
この言葉は、学校の仕組み・システムそのものに対する批判、そしてその学校に対する絶望感が前提になってしまっているのではないか?
そして、この学校に対する絶望感はどこから来るのか?
生徒が不登校になるのには、だんだん学校に気が向かなくなり、学校に気が向かなくなると休みがちになり、休みがちになると授業についていけない、授業についていけないと成績が落ちる、なんとなく学校の居心地が悪くなり、教員から「宿題どうだ?休みがかさんできたけど大丈夫か?成績はこうだぞ」と話をされるようになります。
そのときの最後の頼みの綱は友達。友達は成績関係なく仲良くしてくれますから。
しかし、休みがちになるとなんとなく友達の輪にも入りづらくなり、そして最後には友達ともうまくいかなくなってしまう。
そうなってしまえばもう「学校に行く意味なんてない」。
学校という仕組みの最後のセーフティーゾーンが、友達になってしまっている。
このこと自体が大きなシステム不全を起こしている証拠なんです。
人と比べることが教育の本来の姿か?
36万3000人もの不登校の生徒がいます。
その大きな理由が、友人関係の悪化。
根本的には学校に対する絶望感。
この原因は、個人的な見解ですが、偏差値教育・競争主義・能力主義だと考えています。
物心ついた時から人と比べられ、数値化できるものは何でも数字に置き換えられ、序列化されて優劣を語られてきました。
これが教育として本来の姿なのか?
人と比べることは教育の根本ではない。
人と比べることが教育ではない。
なぜ偏差値教育・競争主義・能力主義が起こってきたのか?
これを遡りますと、150年前の明治維新です。
富国強兵の名のもとに、国家にとって都合の良い命令をなんでも「ハイハイ」と聞く兵士、こうした”優秀有用”な兵士を作っていくという舵切りが行われました。
これが今もなお根っこに続いている。
150年ずっと続けてきてしまいました。
皆様も心当たりがあるかもしれません。
先生の言うことを何でも「ハイハイ」と聞く生徒は、成績が高かったのではないでしょうか?
なぜか?
「これが優秀だ」という基準が出来上がれば、そこに向かってみんな努力させられるんです。
5教科ができる生徒を優秀だと褒めそやしてきました。
兵士として訓練し、色んなものを教え込むのに都合がいいからです。
150年経った今でも学校現場では、大人の言うことを全て何でも「ハイハイ」と聞く生徒、5教科のできる生徒が人間性が優れているかのように誤ったメッセージを送ってしまっているんです。
逆に言えば、5教科ができない生徒は人として劣っているかのようなメッセージを与えていないか?
こういったことが起きているのは、150年前、明治維新の富国強兵の名のもとに、優秀有用な兵士を作るという国家のための教育への舵切りが行われたからなんです。
教育は国のため?学校のため?大人のため?
『国家のための教育』
これが問題の根本だと私は考えています。
ここを何とかしていきたい。
では、「ハイハイ」と言うことを聞く事、5教科が出来る事ではなくて、何を大切にするのか?
教育はそもそも誰のために行うのか?
国家のためですか?
学校のためですか?
大人の都合のためですか?
教育は本来、子どもたち本人のために行うんです。
本人のための教育、この一点が私の教育改革の根本的な理念なんです。
では、本人のための教育は、何を大切にしなければならないのか?
人と比べることではなく、家族に対する愛情や感謝の心がある、地域への愛情・愛着がある、自分と関わる人と良好な人間関係を保つことができる、約束が守れる、嘘をつかない、正直である…
こういったことが本来、本人のために必要な教育なんです。
人と関わる時の心のあり方、心の整え方、ここを教育の根本におき、その上に積み上げていく。
こういった本人のための教育を築いていきたいんです。
刈谷市のあるべき教育の姿を、皆様と共に一つ一つ積み上げていきたいんです。
なぜトヨタが刈谷市に?
刈谷市は皆様がご存知の通り、自動車産業の盛んな街です。
自動車産業は絶対に守り抜かなければなりません。
この自動車産業が刈谷市に興る前を少し遡っていきますと、織機、紡織、瓦、ワイン、レンガ、絹織物とさかのぼっていくことが出来ます。
レンガ・絹織物まで遡ると、もう江戸時代の末期、幕末です。
明治4年、廃藩置県ということで当時の江戸家老 大野定が「これからは武士では食べていけない。西洋建築はこれから作っていかないといけないから、レンガをやるんだ」ということで、弟の刈谷藩筆頭家老 大野介蔵が始めてくださったのが、この刈谷藩の殖産興業なんです。
民衆はこの時、お蚕さんを育てて絹を織っていました。
この文化が広まって定着し、この地に根付いたから刈谷市に紡織がやってくることができたんです。
絹織物の文化がない土地に紡織は突然やってこられません。
刈谷駅の北側東、刈谷市産業振興センターのあの綺麗な曲線美はお蚕さんの形なんですよね。
「忘れてはいけないぞ」と伝えてくださっているように感じます。
このように、民衆と行政が一体となって手と手を取り合って、殖産興業の基礎を築いてくださった。
これが刈谷市の財産なんです。
そして、この殖産興業を始め発展させていってくださった大野介蔵の息子、大野一造さんが東洋耐火レンガという会社をこの刈谷市で発展させてくださいました。
火に強いレンガをここでしっかり作ったから工場を作る素地ができたんです。
時を同じくして、神谷傳兵衛さんが三河鉄道を敷いてくださいました。
物流網ができたんですね。
お蚕さんを育てて絹を織る文化が定着しており、そこに物流網があって、工場を作るレンガがある。
こういった殖産工業の基礎がしっかりできていたから、静岡から豊田佐吉さんがやって来てくださいました。
当時、名古屋で紡織をしておりましたが、「刈谷の地が良いじゃないか」ということで、大正15年にトヨタ自動織機研究所がこの刈谷の地にできました。
そして、大野一造さんの息子である大野耐一さんが、皆様ご存知、『かんばん方式』をこの地で作り上げられました。
この『かんばん方式』が絶大な在庫管理システムの効率化を生んだんですよね。
これによって世界のトヨタが、ジャストインタイムと言われるその基礎が積み上げられていきました。
刈谷藩は2万3000石の決して裕福な藩ではございませんでしたが、今、日本でも指折りの裕福な市となることができました。
これは決してトヨタだけではなく、刈谷の先人たちが先駆者として額に汗をかきながら、この地に殖産興業を発展させてくださったからなんです。
これが刈谷市の財産なんです。
刈谷の財産を子どもたちへ
刈谷の先人たちがこの地に殖産興業を発展させて下さった。
これを刈谷市の小学校中学校の児童生徒たちに伝えていきたいんですよ。
そうやって刈谷市への愛郷心、地域への愛情、これが生まれてくる。
そして、「本当に尊敬できる大人がこの刈谷市にたくさんいたんだ」と気づくことで、「次は自分たちだ!」「ココで立ち上がるぞ!」「大好きな刈谷市のために自分たちが次は頑張るんだ!」という未来を切り開く力ができるんですよ。
愛郷心なくしてこれはできません。
この教育をぜひここの地でやりたいんです。
自動車産業をこの刈谷市で守り抜いた上で新しい産業を興す、これが未来の刈谷市の姿です。
そのためには教育が大事なんです。
刈谷市の小学校中学校の児童生徒たちに愛郷心をもってもらう。
刈谷市のプライドの持ちどころをしっかりつかんでもらう。
そして、尊敬できる大人たちを仰ぎ見て、自分たちがやっていく。
こういう事をやっていきたいんです。
しかし、私一人がここでがなっていても出来ません。
学校の現場の先生方のご理解ご協力をいただき、市民の皆様のご理解ご協力をいただいて、皆様と共に手と手を取り合って一歩一歩進んでまいりたい。
皆様の声をぜひ私、森島こうすけ に聞かせていただきたいんです。
皆様と共に一つ一つ積み上げていきたい、それが私の願いなんです。
刈谷市の教育委員会の政策取り組みは大変素晴らしいです。
それをさらに発展させるために、『本人のための教育』にしっかり軸足を置いて、この上に刈谷市のあるべき教育の姿を積み上げていきたい。
石にかじりついてでも、この教育改革を絶対に行う。
参政党ファミリーの推薦図書: 子供たちに伝えたい「本当の日本」(神谷宗幣)
第1章 なぜイシキカイカクが必要なのか
第2章 世の中の仕組みと日本の立ち位置を知る
第3章 日本のビジョンを考えよう
第4章 日本を支える子供たちに必要な力
第5章 12のアクション
第6章 本当の日本をつくる
教育、食と健康、メディア、経済、軍事、そして軸になる歴史…
世界の仕組みと日本の課題がわかり、「なぜ?」がクリアになって行動になる、人生を変える『イシキカイカク大学』の入門書。
「本当の日本」を子供たちに伝えるために、大人にできることとは?
参政党をつくるプロジェクト『政党DIY』発足時のビジョンがココにある。
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