参政党は、既存の政治に危機感をもってゼロからつくられた政党です。
目指すのは、先人たちが守ってきたこの国を次世代へ引き継ぐこと。
掲げる理念は、「日本の国益を守り、世界に大調和を生む」こと。
では、どのようにして参政党は日本を守り、発展させていくのでしょうか?
参政党には、特定の支援団体も資金源もなく、同じ想いをもった普通の人たちが集まって知恵やお金を出し合い運営しています。
しかし、今までの常識では考えられない参政党という存在や、テレビや新聞では伝えられていない情報を発信する参政党の問題提起は、誤解を生んで根拠のない誹謗中傷を数多く受けています。
さて、あなたは参政党の言葉をどう受け止めますか?
では、街頭演説の言葉を聴いてみて下さい。
尚、このコンテンツは、参政党の 神谷宗幣 氏が街頭演説で訴えた言葉を整理したものです。
#神谷宗幣 #参政党
https://small-things-make.com/kamiyasouhei-sannseitou-tukutta-riyuu/2023/08/22/
ただし、文章だけで実際の街頭演説は表現しきれるものではありませんし、文章に整理したために氏の真意とすこし違っているかもしれません。
また、非公式のためご本人の確認は得ていません。
尚、関係者の方からご意見があった場合には、速やかに修正・削除も含めて対応しますので、ご連絡いただければ幸いです。
「あなたは日本人として日本をどういう国にしたいの?」
なんで参政党をつくろうと思ったか?
普通、政党を作ろうなんて、みんな考えないでしょ?
ちょっと頭のネジが何本か抜けてるって、自分でも思っているんですが…。
だって、国政政党っていえば、自民党とか立憲民主党とか公明党ですよ。
何十年も前からあって、全国的な組織があって、政党助成金だって自民党は160億円ぐらいもらっている。
そんなところを相手に戦うって漫画みたいな話じゃないですか。
地域政党ぐらいだったら、皆まだやりますけど。
なんでそんな事をやろうと思ったか?
なんで仲間が一緒にやろうって集まってきているのか?
きっかけは25年前。
カナダに留学していたんですね。
まだ20歳だったんですけど、そこでアジアの若者たちと話をしていた時、まず日本のことを何も知らないことに気づかされるわけですよ。
日本の歴史とか、天皇陛下がなんでいらっしゃるのかとか、先の大東亜戦争をなぜ戦ったのかとか…
その後、戦後復興を成し遂げましたよね?
アレは「奇跡」って言われているんですけど、なんでそんな事が出来たのかとか色々聞かれるわけです。
なんでそんな事を聞かれるかって言うと、25年前、日本はめちゃくちゃ力を持っていたからです。
世界の20%近いGDPを日本はもっていた。
アジアの人達からしたら、自分たちの何倍も経済力がある。
しかも、人口たった1億人でその力を維持している。
それをどうやってるかっていう事を、すごく知りたがられていたんです。
でも、日本人である僕が答えられない。
天皇陛下の存在も、「君が代」の意味も分からない。
大東亜戦争をした理由も、「軍部が暴走したからじゃないですか?」ぐらいの教育しか受けてきていないから、答えられない。
「あなたは日本人として、日本がこれからどういう国になれば良いと思っているの?日本をどういう国にしたいの?」
そう聞かれると、もう全くわからない。
考えたこともないし、問われたこともないから。
悔しいから、そこにいた外国人に同じ事を聞いてみたんです。
そしたら、答えてくるわけですよ。自分たちの国の歴史から現状から。
中国は、25年前はまだ発展途上国で貧しかったから、「這い上がりたい」っていう想いがある。
韓国は、北朝鮮と同じ民族同士で戦争状態だから、「そういう状況を早く終わらせたい」って言う。
「そのためにはやっぱり、経済力も政治も必要で… 自分たち若者が出来ることはこういう事だと思う」
「だから、英語を勉強して、アメリカやカナダで勉強したい」
そういうような事をすごく熱心に考えている。
その想いをぶつけられて、僕はものすごくショックだった。
自信を失いました。
「日本」を知らずに「日本」が守れるか?
僕たちがやるべきことは、生まれ育ったこの日本という国を知ること。
そして、「日本はこういう考え方をもっているんだ。日本の若者として、こういう風にしていきたいんだ」と夢や理想を語ることなんですよ。
それを僕はできなかった。
それどころか、よくよく周りの日本人を見たり、日本にいる友達を思い返してみても、誰もそんなこと考えてないわけですよ。
「日本は大丈夫なのか?」
未来が不安になりました。
25年前、日本にどれだけ力があったか?
今と比べて5倍6倍の力があった。
円が強かった。
どこに行ってもアジア人なら「日本人か?」とまず聞かれた。
「日本は良いなぁ」ってみんなに言われた。
すごく嬉しかったし、日本人だっていうことを誇りに思いましたよ。
けど、海外に行かないとそれが分からない。
なんで日本人に力があるのか?
なんで日本が成功したのか?
そういう力の源泉を分かっていない。
力の源が分かっていないっていう事は、いつか失うっていうことですよ。
「自分たちは優位性をもっていて、非常に恵まれている」って分かっていれば、「それをどう維持するか?どう守ろうか?」って考えるじゃないですか?
けど、それが当たり前だと思っていたんです。
日本に力があるのは当たり前で、そこに僕らが生まれてきた事も当たり前だと思っていた。
僕はカナダで気づいて、その後、英語の勉強はそこそこに学校を辞めてバックパックを買って、アメリカを一周して、西ヨーロッパへ行って、アフリカの方にも行きました。
世界がどういう状態なのかを知りたかったから。
世界中の人が日本人と同じように生きてるっていう錯覚をもっていたんですが、全然違いました。
当時、憧れていたアメリカも問題がいっぱいあった。
移民は多いし、教育は行き届いていないし、貧困はあるし、治安は悪いし…。
もちろん、素晴らしい所もいっぱいありましたけど、アメリカですら問題があったんですよ。
ヨーロッパは当時、それぞれ小さい国がEUという形でまとまろうとしていましたけど、それもみんな課題を抱えながらやっていた。
アフリカは貧困だった。
世界で比較すると、文化レベルとか、治安とか、教育とか、衛生とか…
トータルで見たら日本はすごい良い国だったわけです。
本当にありがたいなって思いました。
それと同時に、そこに気づいていない事が怖くなったんです。
僕だけじゃなく、みんな気づいてない。みんな自分の事しか考えてない。
「どうやって就職するか?」
「どうやってお金を稼ぐか?」
「どうやって可愛い彼女を見つけるか?」
そんな事ばかり。
「日本をみんなで支えなきゃ」とか、「日本をどうやって維持していくか?」っていう発想が若者に全くなかった。
このままじゃマズイ…
僕はすごい不安を覚えて、日本に帰ってきました。
そして大学に戻ると 、「どうだった?」ってみんなに聞かれました。
もちろん、自分が見聞きした事と一緒に、その気持ちを伝えましたよ。
「このままじゃ俺たちマズイかもしれない」
「他の国の人たちはみんな頑張ってて、追いつけ追い越せって考えてる」
「ボーっとしてると、俺たち抜かれてしまう」
そういうことを問題提起し始めたわけです。
そしたら、何て言われたか?
「お前、海外で変な宗教に入ったのか?」
みんなの思っていない事、テレビで言っていない事を言うと、「変な宗教だ」とか、「陰謀論だ」とか、そういう風に言われるわけですよ。
今でもそうです。全く変わっていません。
当時はまだ僕も心が弱かったから、そうやって阻害されるのがやっぱり嫌だったから、言うのやめたんですね。
それで、「どうやって生きていこうかな?」って半年ぐらい考えていました。
海外で考えた事とか気づいた事を全部忘れて、みんなに合わせておけば楽なわけですよ。
普通に就職とか恋愛とか遊びに行く話とかだけしておけば楽ですよ。
でも、皆がそれをやっていると、十中八九、日本は弱くなるでしょ?
他の国の人たちが頑張ってやってるのに、我々がノンビリしてたら “ウサギと亀”になっちゃうでしょ?
日本が先に進んでいるウサギさんだったとしても、亀さんがコツコツコツコツやっていたら、いつか抜かれるじゃないですか?
日本人が日本のことを知らない?
「なんで僕はこんな20代になっちゃったんだろう?」
「なんで日本人なのに日本の事が分からないんだろう?」
「なんで自分の事しか考えないんだろう?」
考えたらその理由は1つじゃないですか?
教育ですよ。
情報環境ですよ。
日本はそれがおかしいんですよ。
だから、普通に教育を受けて、普通にテレビを見ていると、自分のことしか考えなくなるんです。
”半径5mのこと”しか見えなくなるし、20年後30年後のことなんか考えない。
今の目の前のことだけ。
自分にとって損か得か?楽か苦しいか?
「今はしんどくても未来へ向けて」っていう気持ち、もしくは「自分はちょっとぐらい損をしても皆のために人のために」っていう気持ちが湧かないようになっているんですよ。
そんな事は当時わかりませんでしたけど、教育はおかしいという事だけは分かった。
でも、教育っていうのは、国が決めているものだし、昨日今日できたものじゃない。
だから、変えるってスゴイ大きな事じゃないですか?
で、教育をやれる職業っていうのは1つしかないわけですよ。
だから、学校の先生になろうと思って、実際、教壇に立ったことも2年間だけあります。教員の免許もたくさん持っています。
でも、学校の先生に教育は変えられません。
先生は決まった事をやらないといけない。
先生が勝手に教育を変えたらダメなんです。
もちろん、現場での工夫はできますけど、教育の制度とか大きな方針を決めるのは先生じゃない。
教育を変えていくのは政治家です。
その政治家を選ぶのは国民なんですよ。
政治家になったものの…政治家って…
国民の皆さんに耳を傾けてもらうためには、自分が政治家にならないといけない。
ポジションを取らないと、日本では誰も聞いてくれません。
一学生が言っても、誰も聞いてくれない。
だから、政治家になろうと決めました。
それが23歳の時。
そこから政治家を目指したんですけど、25歳の時に親父の会社が倒産したり、色んなことがあって一回諦めました。
挫折してしまいましたが、助けてくれる人たちがいてなんとかもう一回気持ちを取り戻して、29歳の時に大阪の吹田市という35万人ぐらいの町で市議会議員にならせてもらいました。
教育とか、20年後の町のこととか、50年後の国の未来とか…
一般の人たちは考えていないけど、きっと政治家の人たちは考えているだろうと思って、僕は政治家になったわけです。
けど、政治家になって分かったことは、政治家も考えてないっていうこと。
じゃあ何を考えてるのか?
次の選挙のことですよ。
自分たちが議会の中でどれだけ影響力を持つかということですよ。
それはそうですよね…
だって、国民が考えてないことを一生懸命訴えても、選挙に通らないんですから。
これは参政党のジレンマです。
「〇〇を無償化します」
「〇〇のサービスを作ります」
「〇〇を配ります」
他の政党は、こういう目の前のことばかり言っているんですよ。
別に目の前のことをやるなとは言っていません。
目の前のことも大事ですけど、目の前のことだけやってたら必ずジリ貧になるんです。
長期的な視点で、「今、目の前で何をやらないといけないか?」っていうの考えないとダメじゃないですか。
人生もそうでしょ?仕事でもそうでしょ?
「日本をこうしていきたい」ってやってる人がほぼいなかった。
「なんてレベルが低い政治をやっているんだ!?」とビックリしましたよ。
政治家っていう人たちは、ちゃんと考えてやっているものだと思って、そこに入りさえすれば自分もそういう仕事ができると思ったのに、出来ないわけですよ。
だから僕は31歳の時、当時大阪知事だった橋本徹さんと大阪教育維新の会っていうのを作りました。
教育維新を大阪から作ろうっていう意味です。
14年経っていますけど、僕が言ってきたことは何も変わっていないです。
言い方や表現の仕方は変わってるかもかれないけど、目指していることは全く一緒。
20年後30年後の日本をどうする?
これは学生の話ですけど、日本も同じ。
皆さん、20年後30年後、日本という国をどうするんですか?
国のリーダーは総理大臣で…
過去10代の総理大臣をさかのぼって、「10年後20年後、日本をこういう国にします」ってビジョンを示してくれた総理がいましたか?
いないんですよ。
すべてが場当たり的なんですよ。
すべてが目の前の対症療法でやっているのが日本です。
だから、このままでは成功しない。
それをどうやって成功させるか?
それは、「どういう国にしたいか?」っていうことを、国民がみんなで考えることなんですよ。
みんなが同じ考えじゃなくても良い。
「私はこんな国にしたい」「私はあんな国にしたい」…その中で国のビジョンを語って選挙やるっていうのが本当の国政選挙です。
市議会議員ぐらいだったら、目の前の身近な生活のことだけでも良いかもしれない。
それでもやっぱり僕は、市議会議員の方でも「日本をこうしていきたい」っていうところから逆算して、「地域をこうしたい」「地域の人たちにこういう気持ちで生活してもらいたい」っていうメッセージを送ってもらいたい。
なんで日本人が考えなくなったか?
これには原因がある。
一生懸命考えて、議員になって何年かして分かりましたよ…
戦争に負けたからです。
戦争に負けて、そういった長期で考えるような学問を全部取られてしまった。
日本人が何も考えず場当たり的にやってくれていれば、命令を出せばそっちに流れる。
コントロール出来るじゃないですか。
「コロナやりなさい」
「LGBTQ法案やりなさい」」
「地球温暖化のことやりなさい」
今の自民党の政治なんて、アメリカに言われた事をそのままやっているだけですよ。
世界的に見たら使い走りですよ。
日本人として情けない。
別に自民党の人たちを馬鹿にしたいんじゃなくて、そういう構造なんです。
参政党をつくった理由
参政党は、選挙に勝つためだとか国会議員になりたいとか、そういう事じゃないんですよ。
選挙に勝ちたいとか国会議員になりたいんだったら、自民党に入ればいい。
自民党なら、ポジションを取れば国会議員になれる。
ちなみに、僕は自民党の衆議院の選挙にも出してもらったこともあります。
そこにしがみついておけば、今頃とっくにいいポジションについています。
でも、違うんですよ。僕が皆さんと一緒にやりたいことは。
日本人の気持ちを変えていきたいわけですよ。
アメリカの民主党の下請け会社みたいな政治構造を変えるには、政治家だけじゃ無理なんです。
これをほっておいたら、日本はどんどん悪くなるばかり。
政権が変わろうが、総理が変わろうが一緒です。
世の中が上手くいっていて、みんなが楽しんでいるんだったら、思考停止してても別に良いですよ。それは奴隷の安寧ですけど。
何も考えず何もしないで、言われた通りやっていればそのまま行けそうなら、僕もこんな声を荒げてやりませんよ。
このままじゃ、「日本」という国は残るけど、「日本人」っていうものがいなくなってしまう!
日本は縄文時代からずっと続いてる。
信仰もあるし、日本語っていう言葉もあるし、日本人しか持っていないような感性もある。
DNAにも入っているかもしれないし、我々が生まれ育ったこの日本という環境、日本語という言葉、それがわれわれ日本人をつくっているんですよ。
日本にいると気づかないけど、それらはすごく良いものなんです。
世界の人たちが羨むようなものを、我々は生まれた時から持っているんです。
我々がその大切さを見失って、「どうでもいいや」ってなっちゃったら、失くなってしまう。
アメリカやオーストラリアやニュージーランドやカナダといった国が、移民によって国を乗っ取られたように、日本もいつかそうなってしまう。
だって、日本は良い所ですから、みんな羨ましいと思っているわけですよ。
四季もあるし、水もあるし、食べ物も作れるし、すごく恵まれた土地ですから。しかも、島だから守りやすい。
今までは日本人が強かったから守れてきました。
元寇が来ようが、白村江の戦いがあろうが、宣教師が来ようが、西洋人が来ようが…
日本人はずっと戦って守ってきたんです。
それをわれわれの世代で失うんですか?
われわれの子供の代で、それが溶けて無くなるような状態にしていいんですか?
参政党は今までにない ”変” な政党?
こういう問題意識を、僕ら参政党はもっているわけです。
その問題意識を元に、色んなことを訴えているわけです。
この世界観を共有してもらわないと分からない。
なんで、子供にワクチンを打つの反対していたか?
なんで、コオロギを食べるのに反対しているか?
なんで、地球温暖化についてCO2削減とかもう1回ちょっと考えた方がいいって言ってるか?
なんで、LGBTQ法案だなんだと変な法律を作らない方がいいって言ってるか?
日本が崩れるからですよ。
今、日本には何が大切なのか?何を守るべきなのか?
そういう守るべき軸がないと、どうしたら良いか分からない。
どうしたら良いか分からないから、テレビが言っている通りにする。
テレビが言っている通りにしないと票が入らないから、政治家はテレビが言っている通りのことを言う。
これもまた参政党のジレンマなんです。
テレビの言っている通りに言った方が票が入るんですけど、あえてその逆を言うから票が入らない。
それでも国政政党になれたのは、少しずつこういうこと事に「そうだよね」って思ってくれる国民が増えているということです。
参政党にはちゃんとした哲学があるんです。
問題意識があって、それを共有する人を増やしたくて、参政党をつくったんです。
参政党から立候補される方は、そういう理念をちゃんと聞いて、お金も払ってスクールで半年間くらい一緒に勉強して、得心して下さっているんです。
こういう政党は他にないですよ。
「日本の大切なものを守ろう」
「そのためには国民の意識を変えないといけない。子供たちの教育を変えないといけない」
「そして今、われわれが受け取っている情報には色々おかしいものがある…
コロナの政策もおかしかったし、コオロギ食べろって言われているもおかしいし、ウクライナとロシアの紛争もウクライナばっかり美化して応援するのもおかしいし…完全に情報が捻じ曲げられている」
日本にある10の国政政党の他の9政党で、こういう事を言っている政党を僕は知りません。
こういう事を言うと、「変な人」って言われたりとか、家族にも分かってもらえないとかします。
けど、そんなこと気にしてたらやれないんで、「いつか分かってもらえるだろう」と思って一生懸命やっている。それが参政党です。
今までにない変わった政党です。
良いか悪いかの判断は、皆さんがして下さい。
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